Crucial MX500 500GBモデルレビュー

最近SSD買いすぎじゃない?

Micron製CrucialブランドのハイエンドSSD


AmazonのPrimeDayですごく安くなっていたため半ば勢いで購入。
後々「そういえばThinkPad x260のSSDが書き込み遅かったな…」ということで換装することにしました。
あまりTLCは好きじゃないのですが、最近はMLCがあまりにも少なすぎるということで…。
あとはMX500は連続書き込み時に速度低下が起きにくいモデルということも購入意欲の一つです。

本体サイズは7mmの2.5インチ。おそらく中身は半分しか入ってない


MX200とほぼ同じ配置となっています。
消費電力も同じようです。チップ数は減っているはずなんですけどね…。
この機種はTLCなので、一部領域をSLCにして書き込みを高速化しています。
これまでのTLCはそのキャッシュ容量分をオーバーすると書き込み速度が著しく低下するという問題がありましたが、MX500が割と改善されたという噂です。

ThinkPad x260に組み込み


付属していたAcronis True Image for Crucialを利用しThinkPadに入っていたSSDをクローンします。
本来であれば新規インストールがいいんだとは思うんですけどめんどk・・・
クローン作業はSSD→SSDなので特に気にする必要もなくといった感じです。
容量の変化がありますが、そこはAcronisに任せました。

ThinkPad x260の256GBモデルにはSamsungのPM871が利用されていました。
なにか電磁シールドのようなものが貼り付けてありましたが気にせず換装しました。
ThinkPad x260は非常にカバーが外しにくいためマイナスドライバーを併用しつつ半分壊しそうになりながら開けました。
どうせネジ止めするのでツメが折れても大丈夫なんじゃないでしょうかねー。
SSDのSATAコネクタは独自のケーブルです。壊したりしてもebay等に転がっていますが割とお値段します。

起動


クローンしたとはいえあっけなく起動。
読み込み速度に関しては変化ないので起動速度も変わっていません。
書き込み速度が340MB/s→450MB/sに上がったのと容量が増えたぐらいですね。

システム領域として運用しているためなのか、クローンのせいかのか書き込みが500MB/s出ませんがそれでも十分な性能を出しました。
またSMART情報も特に異常は出しておらず、大丈夫そうです。

Crucial Storage Executiveをインストール


CrucialのSSDを導入したということで専用ツールをインストールしました。
これでファームウェアのアップデート等Crucialの各種機能が利用可能になります。
試しに一時キャッシュを有効にしてみたらNVMe並の性能が出ました。
ただ一時キャッシュとだけあってかなりはやいタイミングで速度低下が起きたり、そもそもメモリをめっちゃ持っていかれたりとあまり良さを感じませんでした。
というか体感速度は変化が無い…。

大容量SSDは安心感がある


勢いでSSDを買っちゃいましたが、いざ500GBの領域があるとかなり気楽にパソコンを利用できるようになりました。
これまで容量の少なさを意識していたわけではないんですが、やはり容量がになったとだけあって色々置いてます。
また書き込み速度の変化も若干zipや7zの展開や解凍の速度やコピーの速度が上がったかな…といった印象です。
SamsungのPM871自体あまりいいものではなさそうなので、MXシリーズに乗り換えたのは耐久面でも期待しています。