Crucial MX200 500GBモデルレビュー

ようやく120GBのSSDから乗り換えました。

Micron製CrucialブランドのハイエンドSSD

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MX300の噂が聞こえ始めた所、Amazonにてタイムセールが開催されたため購入しました。
今まで利用していたのはIntel製の530シリーズの120GBで、容量がかなりカツカツだったため思い切って買い換えを決めました。
個人的にはIntel530の速度で満足していたのですが、私自身TLCにアレルギーがあるためBXではなくMXを購入。後々わかった事ですが、新型のMX300は3D-TLC NANDらしいですね。

本体サイズは7mmの2.5インチ。スペーサー付属

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この辺は大体他のSSDと同じ。
MX200のラインナップはM.2モデルやmSATAモデルもあるのもいいですね。
NANDの一部をSLCとして運用し、キャッシュを活用する機能もあるらしいですが、公式ホームページによれば500GBモデルには未搭載のようです。
なぜ不要なのかよくわからないんですが、まぁそこまで速度に執着するわけじゃないので。

公称は読み込み555MB/s、書き込み500MB/s

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定番のあのソフトらで調べてみました。
読み書きの速度は公称値をこえており、またランダムアクセスの数値もかなり高めです。
過去機種からのスペックアップにもちょうどよいSSDなのかもしれません。
DiskInfoで総書込量が読めるモデルなので、寿命の検討をつけるのに便利そうです。
他の情報では未使用NANDブロック数が5545個あります。これ多いのかな・・・。
温度はそこまで上がらないように感じますが、今の季節は涼しい気候なので夏場は不明です。
M.2のSSDは温度がかなり上がってしまいそれでエラーが発生してしまうという噂を聞いたため、その問題が解決されるまでは2.5インチモデルが主流になってそうです。

MX300の登場で値下がり中の今が買い時?

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私が購入したときはタイムセールで16k台だったのですが、現在では通常価格で16kです。
MX300がTLCだとすると、当然MLCのこのモデルは値上がりすると思ったのですが、どうやら世間一般ではそこまでTLCアレルギーはないようです。

SLCとMLCとTLCとQLC。そして3D-NAND

TLCも問題ないとは思うのですが、やはりシステムディスクという信頼性を必要とする所で使用するため、できるだけ信頼性は高い方が私はいいです。
ただ、SLCとMLCの登場時点でも似たようなことは言われていたので、今後コントローラーの性能向上でTLCの信頼性がMLCに追いつく可能性は非常に高いと思います。
というか、既にTLCの信頼性は発売当初のMLCクラスとも言われていますし、TLCモデルを買っても問題ないかと思います。
東芝などではTLCのさらに上、QLCなどもロードマップに入れており、3D-NANDと組み合わせる事でさらなる容量増加が進み、1GB単位の価格低下につながりそうです。
そのうち、停滞気味のHDDなどを追い抜くかもしれませんし、SSD市場の今後が楽しみです。