ORICO USB3.0 固定型4ポートハブ MH4PU レビュー

GearBest様からUSB3.0ハブを提供していただきました!

机やディスプレイに固定するタイプのUSBハブ


USBポートというのは基本的に頻繁に抜き差しする機会が大いにも関わらず、ほとんどのハブは宙ぶらりんです。
というのも「普通にパソコンなら本体にあるだろう」というアクセサリーメーカーの考え…。
なんて悩んでいたらGearBest様からレビューの機会をいただた次第です。
ORICO MH4PU – U3 Multi-port USB 3.0 Hub with Buckle – SILVER 237

箱が・・・



GearBestは国際通販となりますので輸送は当然国際便が利用されます。
日本の物流は世界的に見ると非常に丁寧に扱ってくれているほうで、国際便ではこのようなことになってる事が多々あります。
とはいえ、発送側のGearBest様もそれを見越した梱包になってる場合が多いのでそこまで気にしなくても大丈夫かと思います。
※ディスプレイとか衝撃に弱い製品は別

USBハブとしては基本的なセット内容


セルフパワータイプのUSBハブのためACアダプタなどはありません。
また、USBハブとPCとの接続がTypeAーTypeAケーブルとなっており少し残念です。
とはいえ下手なmicroUSB3.0やら大きなUSB3.0 TypeB、高コストなTypeCを使うよりは合理的なのかなと考えます。
付属しているケーブルの長さは100cmと十分な長さがあります。ただ一部環境では足りない場合もあるでUSB3.0延長なんかもおすすめです。

アルミニウムで質感・完成度が非常に高い



安価なプラスティック製とはことなり、アルミニウムを使っているので非常に完成度が高く感じます。
また机やディスプレイなどに固定するためUSBポート自体もガッシリとしており安定感があります。
「挟む」という構造を取り入れる以上、アルミ並の剛性が必要だったのかもしれませんが個人的には大満足です。

実運用


早速手持ちのUSB3.0機器とH370-FのUSB3.0ポートに接続して運用してみました。
言ってしまえば特段問題もなく、普通にUSB3.0のハブとして使えます。

ハブの情報を参照したところUSB3.1と認識されていました。
しかしUSB3.1 Gen2ポートに接続してもSuperSpeed表記だったので「USB3.1 Gen1」対応ということだと思われます。
搭載されているチップはGENESYSのGL3520というチップのようです。
USB3.0ハブのコントローラとしては相当成熟したもののようで安定性は折り紙付きと考えていいと思います。
もちろん、USB3.0機器は無事認識しました。

デメリット


大きなデメリットではないのですが、やはり上向きに設置したときにUSBポートにホコリが溜まりそうで心配になります。
横向きに設置すれば問題ないかとは思いますが、欲を言えばシャッター的なものが欲しかったという点が…。
あとはUSB3.0は1ポートで900mAまでサポートしていますが、正直バスパワーでそれを補うのは厳しいです。
少し消費電力の大きい機器を接続したところ認識しなかったりすることもあったので、ここまで設置するUSBハブであればセルフパワータイプのほうがよかったという印象です。

GearBestで買うのが安い

GearBestは国際通販ということで配達までの日数がかなりかかりますがそれに見合うだけお安いです。
このUSB3.0ハブもGearBestだと13ドル(日本円で約1,449円)となります。
※価格は変動する可能性があります。
日本でUSB3.0ハブを同じ金額で買おうとするとプラスティック製の安っぽいのしか買えないパターンもまだまだ多いのでそれに比べたら非常にお買い得ではないかと思います。
GearBestはこれ以外にも色々と掘り出し物があるので覗いてみるだけでも楽しいです。