PT3で録画した複数の番組データをmp4でBDにバックアップする。

PT3で録画したファイルを保存するドライブとして1TBのHDDを2台使ってRAID 0をしているのですが、残り容量が500GBを切ったので先日購入したドライブを使ってBDに焼いてみる事にしました。

BDに焼きますけど、見るのは多分PCなんでBDに「映像」として保存するのではなく「データ」として保存することにします。

メリットとしては

・AVCHDやBDMVに比べ、PCでの制作が簡単。

・AVCHDやBDMVに比べ、機器の互換性が高く、BD対応PCと動画ファイルを再生できる環境があれば再生できる。

・著作権保護とかないからBD→BDへの「孫コピー」が可能。

・というか、「ダビング10」とかも関係なし。

・BDからデータ引き出せばモバイル向けに手軽に変換も可能。

・ビットレートや解像度の指定が自由なので保存する動画の時間が制限されない。

・一緒に画像データとかも保存できる。

デメリットとしては

・ブルーレイ規格としては「データ」として扱われている規格なので市販のBDレコーダー等では読めない。PS3やPS4でも無理そう。

・PT3で録画した番組を個人で使うとはいえ、BDに保存するのはグレー(?)

・tsファイルをエンコードする手間が必要。

・そこそこの知識が「記録時」「再生時」に必要。

という感じですね。

まぁ私は将来一人暮らししてもTVを新規購入する予定はないですし、焼いたBDは個人でしか使いません。

なので、BDに「データ」として焼く事にしました。

まずはディスクを選びます。

BDには「BD-R」「BD-RE」などの種類の他にも「録画用」「データ用」、「HTL」「LTH」などもありますが、今回は「データ」を保存するので「データ用」で問題ありません。
というか、そもそも「録画用」は「私的録画補償金」という「著作権の権利団体」とかい胡散臭いところに払わなければいけない料金がディスクの価格に上乗せされています。
(ほんとうに権利者のところまでお金が行っているのか疑問ですが)
なので「本来なら」今回も録画用を使うべきだったんでしょうが、確認せずに買いました。ごめんて。

しかし「録画用」「データ用」の価格差は今現在(2015/02/17)ほとんどありません。
何故かといいますと、単純に流通量の違いです。「録画用」のブルーレイの生産数はブルーレイが非常に普及した今「データ用」に比べて非常に多いです。
大量生産すると単価が安くなるものです。そういった関係で「価格差がないように見える」状態になっています。
逆に「データ用」のディスクは需要も少ないため生産量がそこまで多くなく、そうなると価格が下がりにくい状況になります。
それが現在の状況です。

さて。というわけで購入した(というかツクモにあったのを無理矢理おまけしてもらった)Panasonicのデータ用BD-R 25GB 10枚組を使用します。日本製!

次に動画ファイルの用意です。
基本的にAviUtl使えば変換は可能なのですが、連続処理には向かないので一般の企業が作っているソフトウェアを使用します。

今回使うのはFreemake Video Converterという「ほんとに大丈夫かよ・・」というソフトウェア(失礼)

インストール時に不要なソフトウェアのインストールを薦められますが拒否しましょう。アンインストールはめんどくさいです。
インストール時の詳細な説明はこのブログ見てる人はだいたいわかる人しかいないだろうし割愛。

非常にグラフィカルなデザインなので指示されたとおりに項目を選ぶだけです。
今回はmp4に変換するのでmp4を選び、容量指定もします。今回は25GBのBDに焼くので22500MBぐらいにしておきます。
あとは勝手にやってくれるのを待ちます。

完成したmp4ファイルが音ズレがないか、インターレース解除されているかなどを確認したら焼く作業に入ります。

Windowsの標準機能でも焼く事はできますが、ここは確実に焼きたいのでImgBurnを使用します。
これならベリファイもやってくれますし、なにより信頼性が段違いです。

というわけで軽快な音楽とともに焼き込み終了。あとはWindowsMediaPlayerとかMPC-HCで見れば問題ないです。

これでtsファイル100GB近くあったものが25GBのブルーレイ2枚に焼けました。容量半分になったってことですね。すごい。
H.265とかが普及するとさらに容量が抑えられるんでしょうか・・。楽しみです。
それでは。

なにか質問があればコメントどうぞ!