SilverStone SST-ST75F-GS 80PLUS GOLD電源 レビュー

6年間使い続けた電源を遂に買い換えました。

SilverStoneの80PLUS GOLD認証750Wモデル


最近、大阪の難波に新しくツクモが出来たとの事なので先輩と一緒に行ってみたところ何故か購入していました。
と言うのも
先輩「電源6年目!?お前24時間稼働やんな??」
店員「えっと・・・電源は3年で買い換えをオススメしてまして・・」
俺「はい・・わかりました・・・」

6年前に購入した電源


以前使用していたのはこちらです。
この電源が販売されていた当初は、ここまで省電力指向が進むとは思われておらず確か1000Wのラインナップもあったかと思います。
またCPU用の電源が8pin*2という構成にもなっており今ではスーパーハイエンドとかじゃないと実装されてないのでは・・。
予算10,000円という事もあり少し悩んでいたのですが、今回購入したSST-ST75F-GSは10,000円ちょいという金額でしたので少し拍子抜けしました。6年前に購入したときは円高にもかかわらず13,000円ぐらいした記憶があるので正直驚きです。
逆に当時はなかった(空気が薄かった?)Seasonicはオススメはされましたがとてもじゃないほど手が出ない金額でした。

シングルレーン12Vはそのまま。時代に合わせた改善。


6年前の機種と比べるとそこまで変化はありません。
当時は珍しかったシングルレーン12Vは現在では一般的となっています。
新しい機能としては、電源ユニットにまでファンコントロールが行われるようになりました。
一部や上位機種ではセミファンレスまでいくようです。
全セミファンレスPCなんかも増えてきましたし、静音性はどんどん追求されそうです。
プラグイン個数も以前に比べると減っています。

ケーブルがフラット化


ケーブルがフラット化し取り回ししやすくなりました。
6年前のモデルはめちゃくちゃケーブルが固くて非常に苦労した経験があったのでこの部分だけでも購入を決めた可能性も捨てきれません。
フラット化と言うとIDEケーブルのような圧迫感がありそうですが、配線していた感じではそこまで圧迫感はありませんでした。

端子近辺ではケーブルの”遊び”が作られており非常に扱いやすくなっています。
この辺は下手に力を入れてしまうとケーブルが破損してしまうケースもあるため、ケーブル側で曲げれるような加工がされているのは非常にありがたいです。
下手にL字化とかされていないよりよっぽどマシ・・・・。おい聞いてるかA○U○。

コンパクト化。堅牢さは相も変わらず


基本的なスペックは変わっていません。ただピークタイム時に850Wまで上がる機能はは無くなっているようです。
プラグインはCPU用8pinが一つだけになっています。一般人が使う分にはこれで十分ですね。
PCIeは減っているように見えて8pinから8pin*2を出すケーブルが付属しています。
シングルレーンなので問題はありませんが、個人的にはひとつづつのが安心できましたね。
電源スイッチも追加されました。テーブルタップでやるのであまりですがあると便利です。
本体がコンパクト化したことで搭載されているファンも120mmになりました。自己責任になりますが交換用ファンの入手も容易です。

組み込み


組み込んでいきます。
ケーブルに関しては長さなど、ほとんど変わらない上取り回しがしやすくなっているので比較的楽でした。

HDDエリア


このケースはデュアルチャンバー方式となっており、電源とHDDがつまっています。
以前は本体の大きさやケーブルの堅さなどでかなりの負担がHDDにかかっていましたがそれも減ったように感じます。
もう少し拘ればさらに綺麗になりそうな気もします。

裏配線


裏配線もデュアルチャンバーのため結構シビアだったのですが、フラットケーブルのためしっかり押し込むことができました。癖をつけれるケーブルのため変な方向で固定されてしまうようなこともあまりありません。

電源は3年・・・とは言わないけど5年ぐらいで変えよう


決してクリアファイルがほしかったわけじゃn
電源は正直交換のタイミングがつかみづらいパーツです。
性能不足になる事も(基本は)ありませんし、かといって寿命が目に見えてわかるわけじゃありません。
突然死ぬ事もあれば10年20年持つような当たり個体もあったりします。
なんといっても交換しても爆発的に性能が向上するわけではない

基本はメーカー保証が切れるタイミングで交換・・・みたいな話もあります。
ただ24時間常時稼働を想定している電源というのはあまり無いため録画鯖などを運用している人はそれ以上のペースで買い換えたほうがいいかもしれません。
突然壊れて急遽買うよりはある程度余裕を持たせておいて予備用に置いておくというのはいいのではないかと個人的には思います。