初期不良なThinkPad X260に当たった話

とてもつらい
まずはこいつを見てくれ!

2週間程の納期を経て届いたThinkPad X260

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生産元は米沢ではなくLenovoの中国の工場でした。X260はまだ米沢生産が始まっていないので仕方ありませんね。
梱包は必要十分で開けてみてもとくに損傷はありませんでした。
ただ、航空便の関係なのかバッテリーは完全に空にした状態になっていたので充電しました。

キーボードも打ちやすい、割と軽い。そしてコンパクト

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本体の手触りもつや消し加工で比較的指紋のつきにくい塗装でした。湿り気のある手で触ると跡がつきますが、簡単にとれます。
バックライトキーボードも予想以上に綺麗な付き方をしてくれました。

デスクトップクラスの快適さ

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HDMIで余っていたテレビと接続し利用すれば非常に便利です。
重いTwitterクライアントと言われるKrileも快適に動作します。
グラフィックはCPU内蔵のものなので必要最低限ですが、PSO2は動きました。
またキーボードにある赤い部分。通称乳首。慣れないと不便でしたが慣れればマウスが不要と思うぐらい便利なものでした。
ただ、キャップの劣化が激しそうですね・・。

楽しい時は続かなかった・・・

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デデドン!(絶望)

納品日にこのエラーが出ました。どんなチェック体制してるんでしょうねほんと。
その日から週末の入ってしまったのでしばらく様子見することに。
土日中にドライバを入れ替えたり、VRAM割当量を増やしたり等しましたが。
改善せず

未知のBIOS

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↑これが納品されたThinkPad X260に入っていたBIOS
↓Lenovoが配布している最新バージョンのBIOS
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  • 納品されたX260に入っていたBIOSバージョン→1.16
  • Lenovoが配布している最新バージョンのBIOS→1.13

予想→BIOS1.16を作ったけどバグが見つかったので公開中止。でもカスタムオーダーの工場までその連絡が行っていなかった。

そして電源断→永眠


不具合もありましたけど、なんとか使っていたら突然プツンと電源が切れました。
一時は再起動できたのですが二度目はなく、起動ボタンを押してもファンがフル回転するだけで画面がつく気配はなく・・。

未知の世界、Lenovoサポートへ・・・

正直全く期待していません。ですが、さすがにこの早さだと初期不良としてなんかいい提案としてくれると信じて保証を使ってみる事にしました。(という事でCMOSクリア等はしてません)
Lenovoのサポートは基本電話対応となります。修理受付のみならネット完結できるそうですが、他にも色々聞きたい事があったので電話を利用。

新品交換 or 修理

Lenovoサポートの対応は非常に丁寧でした。いや、すごく酷い対応を覚悟してたので拍子抜けした気分です。
あまりにも早い不良ということで初期不良として処理していただけるそうです。日本の修理センターに送る修理の他に同品を再注文する新品交換の提案をいただきました。
かかる期間ははっきりとは言えないけど同じぐらいとの事だったので新品交換にしました。
日本の修理センターより中国の生産工場のほうが在庫がなくなる事はないだろうという考えです。
また修理して別の箇所が壊れてたら嫌なのでもう一気にしてしまうことに。同じ不具合がでればそれはそれで問題ですからね。

新品交換だと、通常の修理サポートとは別窓口が担当な模様で、後から折り返し電話となりました。私は6時間後ぐらいに連絡がきました。

最後に

久々にメーカー製のコンピューターを購入しましたが、やはり「何かあったときに投げれる窓口」があるのは便利ですね。
自作PCの場合、全部自分でできる代わりにほとんどの不具合は自分自身で直す必要があります。とはいえ、初期不良は交換してもらえますが
今回のケースではおそらく問題はシステムボードで発生しており、素人には到底、手のつけようがないと思います。システムボードごと交換する手もありますが保証期間内なのでメーカーに送って対応を見ることにします。
ただ、サポートの方から伝えられた交換品の納期は2週間半と言われ、ほんとにギリギリなときに届く事になりまた不具合があれば詰む

Lenovoさん!本当によろしくお願いします!