FLEXIMOUNTS ディスプレイアーム M11 レビュー

FLEXIMOUNTS社様よりレビュー品としてクランプ式ディスプレイアームを提供していただきましたのでレビューさせていただきます。

4軸構造のシングルディスプレイアーム


お値段2,000円台のディスプレイアームと言うと、一昔前ならかなり貧弱な物ばかりでしたがこれは違いました。
箱もしっかりしている上、梱包もしっかりされており開封前から結構期待していました。

しっかりとした太めのアーム。ネジでの調整箇所は少なめ


付属品はこちらに加えてネジセットが入っていました。
ネジ止めする箇所は比較的少ないほか、アーム自体も緩さ等を調整するネジが見当たらない事からそういった調整が不要なようです。
ただ、この辺は設置するディスプレイに応じてアームの強さを調整したいユーザーにとっては少し不便かもしれません。
設置する机を傷つけないようにちょっとしたスポンジ等もしていました。

非常にわかりやすい設置説明書とネジセット


驚いたのが付属していた説明書。
この価格帯のディスプレイアームは設置説明書が無いか合っても適当なものが多いです。
しかしこちらの製品はしっかりとした日本語の丁寧な設置説明書がついており、図解を交え日本語での解説もあり非常に容易に作業することができました。

付属していたネジセットも種類ごとにアルファベットで分けられており滅茶苦茶わかりやすいです。
設置の際に必要な六角ナットは付属していますが、プラスドライバーは自分で用意する必要があります。

VESAマウント100mmと75mmに対応


今回は以前の記事でも紹介したディスプレイを固定することにしました。
このディスプレイはVESA100mmなので大きい方の穴を利用します。

配置


あらかじめ机に設置しておいたポールに設置して微調整を行います。
上記でもあるように調整用のネジ的なのがほとんど無いため傾きなどの調整はほぼ力任せでした。
そのためなかなか水平にできなかったり、横のディスプレイとのつながりを意識するために何度も調整しなおしたりと結構大変でした。
とはいえ、ディスプレイアームでのこういった作業は避けようがありませんね。
ディスプレイの傾きのみ、調整用のネジがあったので最終的にしっかり固定しておくことにしました。

背面はこのような形になりました。
ネジでの調整がないので、結構自由に動かすことができます。
とはいえ軽すぎるということもなく、地震等で勝手に動いてしまうことは無い…んじゃないかな…という程度です。
付属のパーツやポール内部を利用することでケーブルをアームに隠してしまう事も可能ですが、今回は利用していません。

初心者にもおすすめできるディスプレイアーム

今回設置してみたところ、やはり日本語による設置説明書は非常に便利でした。
基本ディスプレイアーム程度であれば見た感じでわかる事がほとんどですが、今回はクランプ式だったりネジが似たようなのがあったりと少し複雑な点がありました。
設置ミスでディスプレイが落下して割れてしまったなんて事もありゆるので設置説明書が丁寧なのにこしたことはありません。
また、ディスプレイアーム自体も非常にしっかりとした作りとなっていて、そう簡単に壊れるようには見えません。
支柱とアームを支えるのがクランプなため、そこだけ若干不安が残りますが設置の容易さに軍配があがります。
お値段もお手頃価格なので、もしディスプレイアームの導入を検討中の方は是非!