Philips 23.6型 PLS液晶 FHDディスプレイ レビュー

ようやく3画面全て非光沢のLEDバックライトで揃えることが出来ました。

PLSパネル採用ながらお安く買えるディスプレイ


前々から3画面環境を利用していたのですが、利用していたLGのディスプレイが既に6年使用でした。

  • 光沢液晶
  • バックライトがLEDではない
  • そもそも色がおかしい
  • スタンバイ時にコイル鳴きがする

といった具合にかなり満身創痍な状態で今回買い換える事にしました。
条件としては「非光沢液晶」「DVIとHDMI端子」「29インチウルトラワイドと並べても違和感が無い」「VESA対応」という点でした。
当初はiiyamaのディスプレイを検討していたのですが、フリッカーフリー未対応だったのでこちらの製品を見つけました。


フリッカーフリーに関しては正直なところ、どこまで効果があるのかわからないんですが無いよりはいいんじゃないかという事で。
付属品は「HDMIケーブル」「DVIケーブル」「D-subケーブル」と充実しており、別途用意する必要はありません。

PLSパネルってなんだ


Samsungが開発したIPSパネルとのことです。
というのも「IPS」という名前はLGが商標登録してしまっており、他は使えないなんて噂があります。
ただこのPLSパネルもIPSの名前変更版というわけでなく
「PLSはIPSよりも透過率が高く、低い電力でIPSと同等の輝度を再現できるため、消費電力を大幅に削減できる」
という解説をしているサイトが多くあります。
つまりPLS=AH-IPSということだと個人的には思っています。

比較的素直な発色


早速接続を行い、ドット抜けのテストを行いました。
幸いなことにドット抜けや色不調などはありませんでした。Amazonなどのレビューを見る限り当たり外れが激しい製品のようです。
AH-IPSでsRGB100%なLGのウルトラワイドと比べてもそこまで違いが無いように私は感じました。
ただ応答速度が若干遅いようで、オーバードライブであるSmartResponseをFastにすることで残像を感じにくくなりました。
オーバードライブによる表示色の変化も心配しましたが、Fast程度ではそこまで気になる変化はありません。

メインモニターと色を合わせる


???「LGのモニターに合わせるとか糞目乙www」という煽りもありそうですけど、手持ちのディスプレイで一番「白」に近いのがこちらのウルトラワイドになります。
なので横のAcerのディスプレイもRGB調整で合わせていますので今回も調整していきます。
オプションに「sRGB」というオプションもあったのですが、輝度やコントラストが固定されてしまうため通常のRGB補正を利用しました。
個体差はあると思いますが、私の個体だとR:71 G:69 B:77に設定しました。
とはいえどうしても違いが出てしまうのは目をつむるしかありません・・・。

非表示領域が結構大きい


このディスプレイは”一応”「フレームレスに近いもの」という宣伝で、実際フレームも小さいのですが非表示領域が5mmほどあります。
これは四方全てにあるため、製造上に「マージン」なのかもしれないのですが結構圧迫感を感じてしまいます。
ただAmazonなどのレビューに「非表示領域が大きい」などもあるので強力な仕様として割り切るしかなさそうです。
他の部分はいいのに非常に残念でもったいない点です。

モニターアームへの設置


この機種はVESAマウントに対応しているのですが標準のスタンドの脚がかなり長く、普通に使うと飛び出てしまいます。
そのため一部分解して根本からスタンドを取り外す必要があります。
当然、自己責任になりますが封印シールなども無かったのでコッソリ戻せば問題n
Amazonに丁寧な分解説明をされていたレビューがありました。
VESAのねじ穴自体はありますが、ねじ自体は無いため自分で用意する必要があります。
特にきしみとかも無いため結構しっかりと固定されているようです。


操作性の悪さ


このディスプレイは基本的にこのジョイスティックで操作するのですが
ボタンはこれしかありません
つまり電源ボタンもコレです。
電源を切る場合はこのジョイスティックを5秒間ほど長押ししなければなりません。これが結構手間です。
前面に電源ランプはあるのですがボタンは無く、裏に手を回して5秒ほど待機して電源が切れるという設計です。
またこのジョイスティックも反応はいいのですが、なかなか独特な操作性となっていて直感的には操作できません。
慣れれば問題ありませんが、LGのような操作性ではありませんでした。
また日本語も若干おかしなところがあり、私はEnglishで利用しています。

全体的にはいいけど細かい所の完成度がまだ・・・


応答速度や視野角、発色などディスプレイとして優れていて欲しいところはしっかりとしています。
その代わりなのか、非表示領域の大きさや操作性の悪さなど箇所がまだまだといった印象です。
メインディスプレイとして使うには色々と厳しいかもしれません。
ただ、このディスプレイ単体で使うのであれば非表示領域もそこまで目立たないので問題ないと思います。
最近は液晶ディスプレイの高性能化も激しいですが、印刷方式有機ELの登場でさらにディスプレイ分野は盛り上がりそうです。
有機ELディスプレイは気になるので手軽なお値段になったら手を出してみたいですが、まだまだ遠い未来ですね・・・。