29インチウルトラワイドディスプレイ 29UM58-P レビュー

定価32,000円がタイムセールで19,800円とか買うしかないっしょ

Amazon Prime Dayのタイムセール特価

uguAmazonにはPrimeDayという超セールな日があるみたいです。
私は、前々からもう一枚ディスプレイがほしかったので物色している最中でしたが、ぴったり予算にあう価格でタイムセールが飛び込んできたので購入しました。
というか昼間っからスマフォずっとみていくらになるか観察してましたね

とはいえ、FHDを越えるディスプレイの購入は想定外

144Hz液晶や27インチ液晶などは検討していたのですが、FHDをこえてくるディスプレイ、しかもHDMI入力しかない機種を購入とは考えていませんでした。
BIOS表示等の関係から意地でもDVIから出力したかったの、色々と調べ上げたところ

  • DVIから1920×1200以上を出すにはデュアルリンクDVIが必要
  • デュアルリンクDVIは現在流通していないHDMI(B)が必要
  • しかしケーブル周波数を増加させることでHDMIでも1920×1200以上を出すことが可能
  • AmazonBasicのDVI→HDMI変換が公式サポート

という感じでした。

今回はこちらの製品を利用しました。


HDMI同士での接続だとHDMI1.4が必要らしく、DP→HDMI変換の場合だとHDMI1.4以上に対応したものが必要なんだとか。
現在流通しているほどんどのDP→HDMI変換はHDMI1.3bなのでここで詰む人がいるそうです。
1920×1200を越えてくるディスプレイが普及しないのにはこういう理由があるんでしょうね・・・。

届いた

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29インチと聞いて「どんなデカい段ボールが来るんだ・・」と身構えてましたがそんなに大きくはなかったです。
横には大きかったですけど縦方向の大きさは通常の23インチ液晶と同サイズなので、そこまで大きく感じないのかもしれませんね。

やっぱりでかいわ

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机はニトリの140cmの机で「かなり大きい方」なのですが、ディスプレイ3枚。しかも内1枚がウルトラワイドとなると、とても大きいです。
ディスプレイに囲まれている感じがして、個人的には好きなのですが、うまく3画面使いこなせるかちょっと不安です。

AH-IPSの非光沢液晶

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この機種の液晶の駆動方式は「AH-IPS」というLGが開発した液晶の技術が利用されています。
AH-IPSとは、従来のIPSと比べバックライトをあまり光らせなくても十分な輝度が得られる。という事らしいです。
またsRGB99%対応。これは色の再現度が高いってことですね。
でも、今まで比較的安価なTN液晶しか使ってこなかった私にとってはオーバースペックもいいところですが、まぁ安かったしいいってことで。

ウルトラワイド対応ゲームが楽しい

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比較的最近のゲームは4K解像度に対応するついでにウルトラワイドに対応していたりします。
GTA5やPSO2、Minecraftはその設計上問題ないし、Wowsは少し設定を弄れば対応します。
一部画面が16:9になりますが、その辺の対応をしっかりしているソフトウェアも多く、非常にありがたいことです。
4KやWQHDとはことなり、横方向が広がるだけのため画質としてはあまり上がっていませんが、没入感があります。ゲームをしていて非常に楽しいです。
またExcelやウルトラワイド対応のウェブサイトなどは、単純に見る事のできる情報量が多くなるため非常に便利です。

今、流行りのフレームレスデザイン

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以前から地味にあこがれだった、上左右のフレームレスデザインです。
非光沢液晶なため、フレームレスの黒部分がどうも「非表示部・・・?」という感覚になりますが、今では慣れました。
「フレームレスで何がいいのか」と問われると「・・ロマン?」としか言いようがありませんが、私は好きです。

操作性が異常にいい


いままでのディスプレイは複数のボタンをそのときにOSD表示にしたがって押すという感じでしたが、このディスプレイはレバーのようなボタンが一つ搭載されているだけです。
これを表示されるがまま、思うように動かすことで操作できるのですが、これが便利。
直感的に操作でき、FPSモードやブルーライトカットモードへの移行もスムーズです。
ただ、ワンタッチで電源の入切や入力切替ができなくなってしまったのは少し残念ですが、ほんの数秒の手間なので気にしない事にします。

20,000円でこの液晶が買えたのは異常だ

今回、タイムセールという事で飛びついたこの液晶ですが、本来の実売価格は30,000円弱だそうです。
確かにそれにそれだけの価値があるディスプレイだと思います。
上記のとおり、単なるウルトラワイドディスプレイではなく、機能面などもこだわっているディスプレイです。
ウルトラワイドディスプレイシリーズでは「スタンダート」に該当するようですが、sRGBなど備えているあたり、ある程度のクラスは想定しているものだと思われます。
今後とも、長く利用していきたいディスプレイだと感じました。