Galaxyアンバサダープログラムでお貸しいただいたS6edgeのレビューです。
※Galaxyアンバサダープログラムの企画で「Galaxy S6 edge モニター」に参加しています。
私は現在docomoのSO-02E、XperiaZをlollipop化して常用しています。そうです。XperiaZしか「まともに動く」端末は所持しておりません。なので現在のフラグシップ端末をレビューさせていただける事を非常にうれしく思っています。
(他機種が産廃などではなくそのバージョンが・・・)
ただ、比較対象が2年以上前の機種となり非常に大きな差があるかと思いますがご了承ください。
外観
Samsungの新機種発表会では正直「え!?あの機種と同じようなデザインやん!」と思いましたが、実際に手に取ってみて別物だと実感しました。
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今までのGalaxyシリーズ同様、物理キーとタッチキーの組み合わせです。ただこの機種はedgeスクリーンを搭載している事もあり音量ボタンや電源ボタンが非常に小さく設計されています。
edgeスクリーンは初搭載機種であるGalaxy Note edgeとは違い両方に搭載されています。正直なところ使い道が未だにわかりません。むしろIME入力時に誤反応して・・。
USBはGalaxy S5などで搭載されていたUSB3.0ではなくUSB2.0。薄型化による変更かもしれません。
上部には「QUALCOMM 4G」の文字。申し訳ありませんが私はauの回線を所持していないので試していません。
また、赤外線ポートも装備。日本装備として有名なIrDAではなくエアコンやテレビのリモコン操作として使えるセンサーです。いやライトか。
SIMスロットはnanoSIM。今回は未使用。
背面ではカメラユニットがちょっと出っ張ってます。4Kビデオの撮影に対応しており1600万画素あります。
またFHDでは60fpsにも対応。さらにマニュアルフォーカスも可能でした。
無接点充電の「Qi」も搭載。ただ、熱なのかバグなのか不明ですが、しょっちゅう充電が切れてしまい使い物になりませんでした。
SO-02Eとの簡単な比較です。撮影機材は適当です。露出とか弄ってないです。Exif情報読めば詳細わかるかと思います。
どちらも明るさ最大での表示です。若干Zの方があかるい気もしますが本体色が違うので一概にも言えないでしょう。
個人的には液晶のほうが好みですね・・・。
視野角です。一目瞭然です。まぁ有機ELと液晶なんて比べるもありませんが、特にXperiaZの視野角の狭さは発売当初から散々言われていましたから当然といっちゃ当然ですね。
デザインは某Phoneを彷彿とはさせますが実際触ってみるとそれどころではないです。というか薄さから別物だと実感させられます。
もっとも、私はiPhoneを常用したことはないんですがね。
機能面
2年ぶりのフラグシップなので、今どんな機能が当たり前でどんな機能が新機能なのかわかっていないのでとりあえず個人的に便利だなと思った箇所を紹介したいと思います。
カメラ
1600万画素という事で非常に高画質な写真が撮れます。もっとも、画素数だけがすべてではないのですが。
XperiaZと比べて非常に起動が速いです。一瞬で起動してくれるので撮りたい瞬間を逃しません。またAFも非常に素早く、またしっかりとシャッターを切ってくれるので快適です。
ただ、フォーカスを合わせようとしてシャッターボタンを長押ししたら連写してしまった・・・という事が幾度となくあったのでご注意ください。
写真ですが、最初はXperiaZと比較をしようかと考えていたのですが「2年の差」というのはもはや比べるのがアレなのどだったので個人的に綺麗だと思う画像をいくつか。
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自転車のギアスプロケットです。S6edgeが届いた同じ日に届いたので撮りました。
光が複雑に反射する上、ビニールでさらに撮影が難しいかと思いましたが、思った以上に綺麗に撮る事ができました。
こちらはデジタルズームの最大値です。ズーム距離はそこまで大きいというわけではありませんが、まぁ、見れるぐらいの写真が撮れていると思います。
こちらの二枚は暗所撮影テスト。結構暗所でも撮影できてます(?)この辺は最近のSONYのほうがうまいかもしれません。
カメラアプリです。マニュアルフォーカスのほかにもISO指定やWB調整のできるプロモードが搭載されています。
動画撮影もしてみました。設定はFHDの60fpsモード。AviUtlでエンコードしていますが、画質等の損失はでないようにしています(まぁYouTubeに投稿してる時点で)
4K撮影も試してみましたが開始2分で熱落ちしました。
動画再生能力
いくつかの動画ファイルを入れて試して見たので載せておきます。
ネットワークストリーミングでTSファイル→問題なし
通信状況によりますが、基本的には問題ありません。S6edgeはacにも対応しているのでそちらを利用すればさらに安定すると思われます。
H.265エンコード(HEVC)の60fps→問題無し
ハードウェアデコードが使用できました。
4K 30fps 160Mbps H264(AVC)→コマ落ち発生
やっぱり4Kを端末上で快適に再生するのはまだまだなんや・・・。
edgeスクリーンを使った機能
実用性を見いだせたのはこれぐらいですかねぇ・・。
これは、画面オフ時のedgeスクリーンをこすると「時計」「通知」アプリ追加で「天気予報」などを知らせてくれるアプリケーションです。
これだけ小さいと画面をふせた状態でも見る事ができますし、暗闇でも目を疲れさせずに確認することができます。
マルチウィンドウ
Galaxyといえばこの機能。てっきり二画面のみだと思ったんですが、フローティングアプリみたいなものも可能になってたんですね。
メモリが3GBと比較的多いのでこれだけ起動しても重くなるという事はありません。
気圧計
最後に
今回GalaxyS6edgeをレビューさせていただいた事で最近のスマートフォンの進化に驚きました。カメラ起動は一瞬だしブラウジングも快適。熱でクロックが落ちる事もなければそもそも熱で動画が重くなるほどギリギリでやってない。
メモリ容量が非常に大きいのでいくつものアプリケーションをマルチタスクしても問題ない。など。
やはりいくらソフトウェアを新しいものにしてもハードウェアを上げないとダメなんだな・・と感じました。
このたびはこのレビューの機会をくださったGalaxyアンバサダー事務局の方、またS6edgeを作ったSamsungの方。本当にありがとうございました。