ほんとはPT2を落札したつもりだったんです・・・。
落札できてしまった
今回はヤフオクでPT1を落札したのですが、実は最初PT2を探していたんです。
でもPT1とPT2って画像だけではあまり見分けがつかないんですよね。小さな文字としては記載がありますが。
んで「2,900円出品?3000円で買えたら儲けもんだし一応入札しとこ」的なノリで入札した数日後
落札できてしまったものは仕方が無い
という事で実用する方針で動くことにしました。
動く?
まず落札したPT1はRev.Bだったので自分のマザーボードで動く事を確認しました。Rev.Aなら多分まともに利用できなかったと思われます。(ソース)
ドライバに関してもアースソフトはまだ提供している他、BonDriverもPT2と同じ物が利用できるようです。
次にマザーボードについてです。
私はASUSのP8Z68-V PROを利用しているのでPCIポート自体はあります。
しかし、SundyBridgeからチップセットレベルでのPCIサポートがなくなりPCI-Eの一部を分けて貰う構成となっているらしいです。
PT1(PT2)を二枚使うなら帯域不足でフリーズしたりするそうです。まぁでも、今回は一枚なのでセーフ。
アンテナ大丈夫?
アンテナの配線は地上派とBSがそれぞれ分かれて部屋に来ています。
現状PT3を利用しているだめどう足掻こうが分配器と追加のケーブルが必要になってきます。
そして必要な本数
PT2とPT3のF型端子合わせて6本になります。
そして同軸ケーブルも決して安いものじゃないし変に長い(大体50cm~ぐらいしかない)
なにしろ細い。
ということで今回は長めのケーブル買って短いのとかを大量に作る事にしました。
分配器も安物のどこぞかわからないメーカーなら確かに安いけど
これはいやだなぁ・・。
なのでヤフオクを巡回。DXアンテナ製の3分配を750円で購入
その他、Amazonで買ったのは下記二製品。
S5CFBにしたので今後見るかもしれない(?)CSどころか後々始まる(かもしれない)4Kチャンネルの3GHz帯もいけるかもしれません。
合計2910円。落札したPT1(送料込みで3.5k)と合わせると6410円。うーん。もうちょいでPT3買えちゃったなぁ。
まぁ使ってなかったPCIポートが埋まるので良しとします。
届き始めた
PT1
ジャンク品という扱いの出品だったにもかかわらず製品は非常に美品。
というか、梱包に大量のエアクッションが使用されており商品説明にも「取り外したばかり」とあったので初心者避けだったのかなと。(確かにts抜きチューナーのサポートはめんどいもんなぁ・・)
基板上には「PT1 Rev.B」の文字。ちゃんと不具合修正品です。動きそう。
2個750円のDXアンテナ製3分配器
これってほんとにDXアンテナの商品なのか?
という疑問が商品到着後に出ました。遅いわ。
検索をかけてもオークションしか出ず・・実在しない型番なのかな?
とか思っていましたが、多分工務店に卸していた分配器なのかもしれませんね。
大量発注して余った物がオークションに流れていたとか。
とにもかくにも利用できれば問題ありません。こちらの商品は「新品」という扱いだったので。
同軸ケーブル
S5CFBの極太ケーブルと5C用F型接栓です。10mと20個です。1mを10本作れるセットですね。いや正直10mもいらんかった
セッティング
ケーブル作成
パパッとやって、終わり!
なんてのは嘘で、実際は2時間ぐらい試行錯誤しながらやってました。(参考にしたページ)
セロハンテープで安物化してる部分は、内部の細い銀線をまとめてあるだけで接栓をそれで止めてるわけじゃないです。
当初は長さを均一化する方向だったんですが、やってたらそんなん気にしてる余裕なくなってきました。
端子自体は既製品と遜色無いです。また特にショートしてもいない野で問題なさそうです。
同軸配線
フォロワーさん「なんですかこれ。テレビ局ですか?」
という具合に大量の極太ケーブル。自分でも引きました。
予想以上にセロハンテープがダサいです。今度熱収縮チューブ買ってきましょうね。
ケーブル自体が非常に固く、配線時も結構な力が必要でしたが、そのおかげで分配器が浮いてます。
ネジ式のF型接栓のおかげで抜ける気配もなく安心感がありました。
ついた
ts抜き系は新規導入のときはなかなかに作業がややこしいものですが、後からチューナーを追加する分には非常に簡単です。
アースソフトからドライバとSDKをダウンロードしてインストール。
BonDriverを各ソフトウェアのディレクトリに入れれば認識。あとはチャンネルスキャンするだけ。先人達が便利にした結果ですね。ありがとうございます。
PT1とはいえスペック自体はほぼPT3と同じ。地デジ*2、BS/CS*2構成です。ということでPT3と合わせて地デジ*4、BS/CS*4、つまり8チャンネル同時視聴が可能です。
分配器を経由したとはいえ受信感度もそんなに下がっておらず。
アンテナ給電できるようにする
購入した分配器は1端子電通型なので色々できません(つらい)
ということで比較的安定して電源供給できそうなPT3から電源が配線し直してみました。
さらにごちゃごちゃしましたけどこれでラインブースターとか使えそうですね。
予定ないけど。
最後に
まぁでもこんな簡単に同時録画数が増やせるのもDTVの魅力ですね。
今後は4K放送とD-CASが本格的になってくるかもしれないのでおそらくDTVは衰退すると思われますね。
現状で4K放送を視聴できる環境はHEVC10bitのハードウェアデコードに対応したPCのみかと思われますし、そもそもD-CASはなかなかPCで利用できなさそうです。
アースソフトはおそらくPT4で4K帯、3GHzの周波数に対応してきそうですがまだまだ時間がかかりそうです。
ただ、それ同様にここまで普及した地デジ放送をまた変えるのは非常に長い時間かかると思われますのでまだしばらくDTVは続けられそうです。