FELT F95 2015年モデル納車

2016年モデルを買わないのは円安のせいです。

というわけでFELT F95が納車しました。戦闘機みたいな名前ですね。
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フレーム

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アルミフレームとカーボンフォーク(アルミコラム)の素材で作られた高コストパフォーマンス系のロードバイクになります。
なので、安くできるところは安めのパーツで作られていますが、十分に乗れます。
アルミは通常使用される6000系のアルミではなく、さらに頑丈で加工が難しい7000系のアルミを使用しているらしく耐久性はアルミとしては長いほうらしいです。
ただ頑丈ということはしなりが期待できないということでかなり太めのダウンチューブ。
乗り心地もあまりいいとは言えませんが、ロードバイクに乗り心地を求めるのもなんか違いますからね。
ちなみにですがこの太いダウンチューブの影響で後ろ側のボトルゲージに入るのもに制約がつきます。普通のゲージは入りません。マジで。
ついでにいうとパナレーサーの携帯ポンプが擦れる程度で入るぐらいの高さです。アクセサリー購入時には気をつけてください。

ディレイラー

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リアディレイラーとフロントディレイラーはSHIMANO SORA仕様。10万円クラスのロードバイクに多く採用されています。必要最低限の性能はありますがやはり上位モデル(105等)と比べると変速時の音や速度、感覚がまるで違います。
リアはほとんどストレスなく変速できるのですが、フロントは「ガコン」と壊れそうな音がして変速します。SORAのSTIはフロントがダブルでもトリプルでも同一のものを利用しているため、やはりダブル仕様の場合は遊びが大きいです。
クランクはSHIMANOのオクタリンククランク。SORAシリーズにもクランクセットはラインナップされていますが、ホローテックⅡ仕様なため少しコストがかかるらしいです。
まぁこの辺は交換しようと思えば比較的簡単に交換できるので特に問題ありません。そもそもホローテックⅡよりオクタリンクのほうが回りますからね。耐久性はともかく。

スプロケット

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スプロケットはサンレースの11T-25T。ぶっちゃけあまり良くないです。変速時ガチャガチャいいます。SHIMANO純正品はそこまで高いものでもないですし交換を考えています。
というかサンレース製品がなぜ標準で採用されているのかわからないという技術者も結構いるらしいです。SHIMANO純正品とそこまで値段差もないって話らしいですし。

ブレーキ

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ブレーキはフロントもリアもノーブランド製品。GIANTの同価格帯のバイクにも搭載されていました。SHIMANO ClarisからTiagraに採用されているコンポーネントのブレーキは評判がよろしくないです
なので、おそらく「値段の高いSHIMANO製の評判悪いブレーキ乗せるよりノーブランドのブレーキ詰んだほうがマシじゃね?」という考えで採用されたのかと考えています。
実際、コンポーネントのSoraブレーキが採用されている製品はあまり見かけませんし、このノーブランドブレーキも十分に止まります。
また、カードリッジ式のシューなので維持費も結構安いと考えています。ただ、よく乗る人にとってみればやはりスピードコントロールしにくいブレーキらしく、105のブレーキに変える人も結構います。この辺の互換性があるのは便利ですね。

フロントフォーク周辺

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カタログ上には「カーボンフォーク」との表記がありますが、実際はカーボンとアルミのコラム。カーボン特有のしなりは減るけどアルミの特性の頑丈さがあるということです。
フォークコラム周辺は非常に大きな力がかかるので下手にカーボンを強化するより安上がりなのかもしれません。
ハンドルはごく普通のドロップハンドル。バーテープはテカっているのが少々気になりますが、消耗品なんでいつの間にか変わってます。
ブレーキとシフターはSHIMANO SORAのSTIを採用。F95の結構前のモデルではマイクロシフト製のSTIだったらしいです。まぁSHIMANOのSTI高いですしね。壊したくないものです。
Soraグレードには通称「横ヒゲ」と呼ばれるシフトケーブル出し口があります。整備する側からしてみると楽らしいんですが。Tiagraが105以上と同じ内蔵式になったのでSoraも次で内蔵式にしてくるでしょう。
また現在のギアの位置がわかるオプティカルディスプレイというものもあります。ぶっちゃけ見ません

ホイール

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ホイールはFELTオリジナルのチューブレスレディの700C。チューブレスレディなのでリムテープの心配もほとんどないという利点もありますが重い
チューブはまだ出してないのでわかりませんが、タイヤはVittoriaのZaffiro Slick、700 x 23cデザインはフレームデザインに合わせた感じで非常にいいのですが重い
ロードバイクのホイールなのにママチャリクラスに重いホイール
です。
父親氏にパナレーサーのクローザープラスを薦められていますがそんな金はない
ただこのタイヤはパンクしにくいタイヤと一部で言われてるらしく、まだ130km程度しか走ってないですがこれからを見てみます。一応修理キットは持ち歩いてますが。
また空気圧は7bar~10barまでOKと印刷されているのもかかわらずタイヤの凸凹・・というか突起文字は7bar~8.5barという表記です。いやどっちだよ。
とりあえず8.5bar程度を目指して8bar付近でいつも走ってます。

アクセサリー系統

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ペダルは三ヶ島製作所のCT-LITE Black。ぶっちゃけなんでも良かったんですが老舗メーカーなのに比較的安くデザインも結構好みだったので購入。
実際届いた製品は工業技術の塊のようなものでしたがこれ壊れるわけないだろという安心感を2kでくれました。最高。
サイクルコンピュータはとりあえず最初ということで簡単なものをチョイス。これは過去記事でも紹介していますね。
ボトルケージも比較的なんでも搭載可能な物を選択。今のところペットボトルしか入れてませんが間違えて買ったコーラのペットボトルも余裕でした!炭酸膨張で死にましたが!
携帯ポンプは家にあったパナレーサーのポンプが入らなかったので急遽購入。1.8k程度の商品ですがゲージ付きでしっかり入ってくれます。が、できれば使いたくない製品です(疲労度的な意味で)

サドルバック

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走行中はできるだけ身体に荷物を持ちたくなかったので財布や携帯など何でも入るサドルバックを選択。トピークのLサイズで2.5kほどです。
長財布が普通に入りますしパンク修理キット等も入ります。ちょっと不格好にはなりますが個人的には許容範囲内です。
ただ、このサドルバックをつけた影響でリアリフレクターの固定ができなくなり、サドルバックのバンドに固定する形に・・。
走行中落ちることはないと思いますが、これで法的には問題ないのだろうか・・。と思いつつ走ってます。
というのもアルミフレームなので様々な箇所のフレームが太く、一般的なリアリフレクターが入らないのです。現在入るリフレクターを探しているのですが・・・。(;´д`)トホホ…

まとめ

こんな感じの装備です。パンク修理キットなども持ち歩いていることになるので一応100kmオーバーの長距離ライドも可能です。が、そんな体力はないので今のところ往復60kmを楽に行き来できるように乗っています。
やはりロードバイクに乗っていると普段車で走る道なども大きく見えたり、速度が車ほど速くはないので風景を楽しむことも可能です。
また、車ではいけない小さな路地などをゆっくり走ったり、時には車に遠慮しながら大きな道を走ったりなど非常に楽しいものです。
この時期は非常に暑いのですが、乗っていると非常に強い風を感じる事ができあまり暑さを感じないのもなかなかいいものです。(あとから汗ダラダラ)
是非乗り続けたいものです。
それでは!。

コメント

  1. ゆう より:

    フェルトF95検討してるものです。
    乗り心地はどうですか?

    • yuutosi より:

      コメントありがとうございます。
      F95はアルミフレームなのでカッチカチで乗り心地が「よい」とは言いがたいです。
      ただ、その分、自分の脚力分グングン進むので疲れはあまり感じませんね。
      タイヤ空気圧を規定ギリギリまで入れてちょくちょく休憩して走るのにいいと個人的には思っています。