XperiaZにlollipop(Android5.0.4)を入れてみたので色々と。

ついに手を出したROM焼き。果たして生存しているのか!?

生きてます。
というわけで色々と紹介していきます。
先日、海外版のXperiaZにAndroid5.0.4。つまり、lollipop。通称ロリが配信されました。
実はSO-02Eにも入りますが、完全自己責任です。といいつつ私も色々と助けていただきました。ありがとうございました。同県のEさん。Mさん。他多数
ともあれ、Android4.4系統からガラッと変わっているので色々紹介したいと思います。(需要もありそうですし)
※ROM焼き行為はroot化と同じく技適と保証を失う行為です。キャリアやメーカーからのサポートも受けれなくなります。この記事は技適を受けていない端末の利用を勧めるものではございません。責任もちません。


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まずはホーム画面の比較です。ホームアプリは両方ともNovaLauncherを利用しています。また、Android4.4時代にはDPI変更を行っていたため、少し小さく見えます。
多分ロリになっても大きさはあまり変わっていないと思いますが、よくみるとフォントが少し異なります。
「副会長 バンド」の文字と「本受け取り」の文字です。大きさは変わっていますがなんとなくフォントが変わっていますね。あんまり気になりませんでしたが。
また、ステータスバーのマークはAOSP寄りになってますね。電池マークはともかくWiFiとモバイル回線のマークが完全にAOSPです。
マークの変更項目はなかったので完全消失でしょう・・。


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ロック画面も一新。私が入れたROMの初期設定では通知を表示しない設定になっていましたが「設定」→「音と通知」→「機器がロックされているとき」で変更可能でした。
また、時計表示も初期設定だとSONYお得意のSmartWatch風時計となっています。これは設定項目より変更可能です。
ロリより追加された機能でロック画面に充電までにかかる目安時間が表示されます。地味に便利ですね。
パターンロックは一度、スワイプしてからでないと表示されないようで少し不便ですが、慣れたら問題ないでしょう。
それよりICE(In Case of Emergencyがトップになくていいんだろうか・・。)


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内部システムアプリも多く一新されていますが、ここは一例としてカメラアプリを紹介。
XperiaZはハードウェア的にもそろそろ限界なので、当然現行機種にある4Kビデオはないのですが、Android4.4時代だと上の画像の二枚目の「グラス処理」が発生するととてつもなく重くなるという症状がありました。
ただ、このロリバージョンではそれがなく、快適に動いているのである意味最適化されたのではないでしょうか。
XperiaZはAndroidの中でもNexusシリーズに並ぶクラスのOSアップデート回数と言われているのでSONYもある意味、最適化へのチャレンジをしているのかもしれません。
このカメラアプリがZ1、Z2、Z3、Z4などと同様ならそれだけ軽いって事ですし、4Kの発熱問題も改善されるでしょう。下を対応させて上を楽に。

画質に関してはあまり詳しくないので割愛。多分問題ないでしょう。


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Windowsでいう「タスクマネージャ」はChrome風に進化。ロリの機能でChromeのタブも同化することも可能ですが速攻で外しました。
右上にある「全アプリ終了」というボタンはXperiaZ2とはデザイン、場所が違いますね。わかりやすいですがダサい・・・。SO-02EのAndroid4.2時代を思い出します。
というかGoogle検索タブにかぶってるんですが大丈夫なんですかねぇ・・・。


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グローバルROMなので当然スタミナモードも実装。”除外するアプリを選択”するタイプです。効果は非常に高いかと。
ウルトラスタミナモードなどもあります。災害時役立つかもしれないですね。


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セキュリティの項目では初期設定でロリの新機能「SmartLock」が外されていますがこちらも画像のとおり設定することで利用可能です。
ロリの新機能は基本的に殺してないですね。ただ逆にSONYらしさは格段と減っていますが・・。


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POBoxは最新のPOBoxPlusではなく従来のPOBoxTouchでした。XperiaZではPlusは配信しない方針のようです。また、オンライン変換に関する項目が消されており、接続不可能のようにも感じました。これは不便ですね。
しばらくは前回の学習辞書の履歴が残っていますが・・。
また、ロリよりSDカードへのアクセスがまた解禁されました。Android4.4で制限してたのはなんだったんだという感じですね。アプリの移動も可能となっており、XperiaZのように内部ストレージが16GBしかない機種でもなんとか使い続けられそうです。


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ロリよりステータスバーの色が比較的自由に制御できるようになったのでXperiaのスタイルシステムより変更が可能ですが、特にカラー指定されていないアプリでは画像のようにまったく関係ない色が表示されるようです。
これはROMが原因という可能性もありますが、Nexus5を使っている友人も似たような事を嘆いていたので多分ロリの仕様かな。と思います。慣れます。


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一応CPU-Zの画面です。特に変わった点などはありません。


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電話発信と着信の様子です。テストに111に電話しています。
電話アプリに関してはほとんどAOSPデザインになっていてXperiaって感じはほとんどなくなっています。
着信画面もロック状態だと前のような画面ですが、ロックを解除して操作している状態だと上にチョロっと出るだけです。見落としそうです。
また、通話中は四枚目のようにステータスバーが緑色に光ります。これはわかりやくでいいと思いますが、ハンズフリーで電話する機会の少ない日本人はあまり使わなさそうですね。


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以上がXperiaZのグローバルROMの紹介でした。基本的には既に配信されているXperiaZ3、Z2用ROMをダウングレードした感じです。ただ、2年前の端末でここまで色々とデザインが変わるのはなかなか楽しいですね。
国内版のSO-02Eにはおそらくこないと思われます。ロリよりアプリの実行方式(?)が変更となり、またここまでデザインが変わればサポートも大変でしょうし・・。

以上です!久々の更新でした。