Pioneer BDR-211JBK レビュー

デスクトップ機でBDXLやPureRead使いたかったので…。

録画した動画をBDに焼くので結構な頻度でブルーレイドライブを利用します。
現状はBDR-209を利用しています。特に目立った不具合はありませんが、バルク品なのでPureRead等Pioneer機能はありません。
一方、過去にはBDR-XD05をモバイル用に購入していましたが、書き込み速度が遅いのでいっそ買っちゃいました。

Ultra HD Blu-rayの再生に対応したBDXL対応ドライブ


UHDBDドライブにはAACS2.0用の復号化ICらしきものが入っているらしく割高になるそうです。
しかし、このBDR-211JBKは初期のBDR-209とほぼ同等の価格となっており、そこまで高い感じではありません。
今回はPureRead等を利用したいのもあったのでパッケージ品を購入しました。

基本的にはBDR-209とは変化ありません。
ただPureReadが2から3+になっていたり、消費電力を抑える機能が追加されていたりしています。
ディスク共振スタビライザー等は実はバルクのBDR-209にも入っています。私は購入後に知りました。

スペック上はBDXL対応ドライブ


Ultra HD Blu-rayの再生が追加されたぐらいでその他スペックは変化無しです。
BDR-209はモデルによってBDXL対応有無が違いましたが、221JBKではUHDが標準対応となるのでBDXL対応です。
書き込み最大速度は16倍速ですが、読み出し最大速度が12倍速です。なんか変な感じします。

内容物はパルク品とほぼ同等


パッケージ品だからSATAケーブルが付属しているとかいうことはなく、PowerDVD等ソフトと説明書が付属しているだけです。
/WS型番のバルク品も同じセットなので、PureRead等にこだわらないのであれば少しお安いバルク品でいいかもしれません。



今(2018/04/11)の時点では何故かバルク品よりもパッケージ品のほうが安いのでわざわざバルク品を買う理由は少ないです。

付属ソフトもUltra HD Blu-ray対応


妙にしっかりとした説明書と付属ソフトです。
付属ソフトの中でも再生ソフトなPowerDVD14はUltra HD Blu-rayに対応しています。
そのためHEVCコーデックの動画の再生にも対応しており、手持ちの動画も再生可能だったりします。
その他ソフトはインストールすらしてないので割愛。

BDR-209のデザインにロゴが追加された程度


BDR-209と2連にしたかったのもあったので、このデザイン継続はうれしいです。
高級感はぶっちゃけ皆無ですが、使えれば十分な人にとってはちょうどいいと思います。
ただ、Ultra HD Blu-rayのロゴダサいですね…。

BDR-209と大体同じ


BDR-209と比べてみたところ、消費電力まで同じでした。
209のほうがバルク品なのでハニカム構造にはなっていませんが、その他はほとんど同様です。

取り付け


上段がBDR-211JBKで下段がBDR-209です。
少し色合いが違うように見えますが、実際に見るとそこまで変化は感じません。
デザインもほとんど一緒なのできれいに馴染むと思います。
・・・まぁ普通はBDドライブ2個も必要ないとは思います。

トレイに関してはまんま一緒です。
Pioneer特有のトレイ詰まりはまだ発生していませんが、設計が一緒ならまた発生するでしょう。

Ultra HD Blu-rayが必要なくてもアリな選択肢


Pioneerの内蔵BDドライブはBDR-209がかなり長いあいだ利用されていました。
BDXLになれば型番変わるかなと思いきやちょっと「X」が追加されたぐらいで根本的な変化はなく、マイナーチェンジが繰り返されてきました。
確かに光学ドライブの進化はあまり進んでいない状況で、PioneerもPureRead等でお茶を濁しているような感じがします。
そんなときにUltra HD Blu-rayが登場したことで満を持して型番変更。
下手すりゃ中身はほとんど変わっていないかもしれませんが、PureReadも”一応”バージョンがあがったりと改善があります。
現状はBDR-209と併売されていますが、そのうち値段差が無くなってBDR-211が定番になるかもしれません。
私はバックアップ用途をメインにBDは利用しているので、特に気にしていませんがUltra HD Blu-rayの敷居が低くなれば爆発的に普及するとは思いますが…難しいのかもしれませんね・・・。