WDのHDD交換サービスのRMA保証を使ってみた。

まぁ結局原因はHDDじゃなかったんですけどね。

突如として発生するHDDの速度低下


原因はHDDではなくソフトウェア的な問題だったんですけど、このときはWDの低速病を真っ先に疑いましたね。
というわけで、保証期間内だったのでデータをバックアップしてRMA保証してもらおうと思いました。

RMA保証とは?

そもそもRMA保証というのもは何か。簡単にいえばメーカーレベルでのサポートです。
保証期間内に正常な使用範囲内で故障した場合、こちらから故障品を送ると、メーカーから修理上がり品(たまに新品)が届くというサービスです。
WDやSeagateもこのサービスを持っていますが、保証期間はブランドによって様々です(WD青は2年とか赤は3年、黒は5年とか)
HDDというデータの塊をメーカーに送るという不安感は拭いきれませんが、HDDも決して安い物ではないのでこのようなサービスは非常にありがたいです。

現在のWDのRMA保証はきわめて楽で安価

以前のWDのRMA保証は、故障品のHDDを海外に送らなければいけない(しかも送料負担)というものでした。
そのため「送料で新品買えるし()」という人が多かったかと思います。
他にも、箱にバーコードシールを貼る必要があったり、RMA番号というものを記載しなくてはいけなかったり、そもそも日数がかなりかかったり。

しかし、現在では東京にある倉庫に故障品のHDDを送ることができるので海外発送の送料もかかりません。(ヤマトで千円ぐらい。都内ならもっと安い?)
またバーコードシールを貼る必要もなくなったので、比較的簡単になりました。

RMAの手順

RMAを行うにはまず「RMA番号」というのもを発行するのが必要です。これはWDのサイト内でする事が可能です。

HDDの製品登録とRMA番号の発行

WDのサポートサイトを開き、製品登録。そこからRMAの申請を押すのがわかりやすく簡単かと思います。
もし、上記の作業が面倒であれば、WDのサポートダイヤルに電話してみてもいいかもしれません。
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RMAには基本的に理由が必要となっていますが、WDのサポート担当者さんによると、相性問題の可能性もあるので、だいたい交換を行っているそうです。
なので「SMARTエラーが出てないから保証に出せない」というわけではありません。
実際、私も正常品のHDDを送っちゃったわけですし・・。

各種署名

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RMA番号の発行を申請してしばらくするとこのようなメールが届きます。
まず「発送ラベル」の項目は今回利用しません。RMAの手順や梱包手順に従って署名や印刷を行っていきます。
電話で問い合わせた場合は、専用のpdfを作成していただけたので、非常に楽でした。
住所に関しても、このメールに記載されています。

梱包作業

RMAでもっともめんどくさい・・というか厳しいと言われるのが梱包作業です。
HDDを国際便でも耐えられるような梱包にする必要があります。
まずHDDを静電気防止袋に入れる必要があります。HDDやPCパーツをかったらその梱包に使われてるグレーに近い(?)袋です。


このように比較的品揃え豊富な家電量販店には売ってありますが、比較的おいてある店は少ないです。
HDDを大量に購入している人や、最初箱に入っていたものを捨てずにいる方は問題ないかと思いますが、この袋がないと保証対象外となりますのでなんとしてでも手に入れましょう。
ちなみにAmazonでも販売されています。

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というわけで今回送るHDDがこちらです。WD赤。
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まず静電気防止袋に入れます。HDDがしっかり入る袋が必要なので比較的大きめの袋のほうがいいかもしれません。
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そして安定のプチプチを利用します。Seagateだとプチプチが使用不可らしいので代替案が必要です。
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段ボールにはプチプチとエアクッションの完全体勢。
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HDDを入れて梱包します。
そして段ボールの側面や上面など3方向にRMA番号を書き込みます。
これは必須なんだそうです。忘れそう。
あとは追跡可能な宅配業者(ヤマトでも佐川でも)に出すだけです。
その際に「精密機器であること」と「RMA番号が隠れないようにしてほしい」という旨を伝えておくといいかもしれません。

あとは待つだけ


故障品がWDの倉庫に届くとこのような表示になります。
この画面はWDのサイトで「RMAの状況」からRMA番号とEメールを入力することで確認できます。
7月29日に発送したのですが、東京の倉庫は土日は休みだそうで実際に届いたのは月曜日の8月1日でした。
その2日後の8月3日にはWDが故障品を受領して代替品の手配を行っているのでわりかし速いのかもしれません。
翌日には「FedExで届ける」といった表記に変更されましたが、トラッキング番号が発行されていません。
トラッキング番号が発行されたのはその翌日の8月4日。
そしてFedExが実際に荷物を受け取ったのが8月5日。
土日だったのが、実際に発送されたのは8月8日。
8月9日には経由地の中国に到着。その日のうちに日本へ発送。税関処理も完了しその日のうちに届けられました。

わかりやすくまとめると

8月1日:WD日本倉庫に到着
8月3日:WD倉庫に到着。故障品の確認の代替品の手配。
8月4日:WDが伝票作成
8月8日:FedExがホーチミンを出発。中国へ。
8月9日0時頃:中国に到着。3時間後には日本へ出発。
同 8時頃:日本に到着。通関処理など。
同 11時頃:FedEx京都営業所に到着。配達。

という流れで実質「10日ほど」ですね。海外発送にしては非常にはやいと思います。

届いた

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国際便ではよくあるビニールぐるぐる巻きで到着しました。
「ほんとにHDDが入っているのか・・?」というぐらい雑・・というかありきたりな梱包だったので心配しました。
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てっきり専用スポンジかと思っていた梱包は、プラスティックの利用した梱包でした。
どこかで見覚えがあると思ったら日立のパッケージ品HDDと似たような梱包です。このようなところで日立要素が見られるとは(違)
とはいえ、この段ボールと梱包資材が「推奨梱包」であるので、今後RMAすることがあったときに備えてとっておきます。
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交換されたHDDはなんと赤くないWD Redでした。正直がっかりです。
リフレッシュ品(修理完了品)が届くのはわかっていたのですが、WDの特徴である赤印刷がないのは少し残念です。
また、リフレッシュ品という事もあり、少し不安にはなるのでお金に余裕ができ次第取り替えたいなとは思っています。

リフレッシュ品・・・だけどSMARTは異様に綺麗


SMART情報です。稼働時間なども異様なほど綺麗でおそらくリセットかなんかされているんでしょう。


読み書きの速度も必要十分出ています。


WDの配布しているツールで全セクタチェックが可能などで一応してみましたが、問題ありませんでした。
現在、データを移動させてみましたが、現段階では特にエラーなどは出ていないようです。

リフレッシュ品だけど実質無料で交換してもらえるサービスは便利

梱包作業や税関処理のための署名など、ちょっとややこしい部分はありましたが、こうやって交換してもらえるサービスは非常に便利です。
こういったサービスがどんどん普及してくれればいいんですけどね・・・。